散歩をすると考えを整理できます
散歩をすると考えを整理できます
散歩をすると考えを整理できます。科学的な根拠があって偉い学者さんが研究しています。 そしていろんな偉い人が実践して良いアイデアを出したりしています。
簡単に言うとこういうことです。要点だけ言うとこんなもんです。ですがこれだけ言われて納得できるわけがない。 だって偉い人の名前が全然出てこないからね。その偉い人って誰ですか。
そのあたりについてもう少し詳しく書いてみようと思います。
偉い人って誰ですか
偉い人はスティーブ・ジョブズです。スティーブ・ジョブズがよく散歩して考えていたらしいです。公園とか歩いて人や自然を観察しているとアイデアが浮かんだり浮かばなかったりするらしいです。
あとは知りません。逆に聞きたい。偉い人って誰ですか。まあそりゃ調べりゃ分かりますよ。うちにはインターネットがあります。じゃあ各自が調べるってことで。
そもそも知らない人の名前を出して『そうなんだ。へー』とはなりません。初めて聞いた名前が出てきたところで余計何の話か分からなくなります。スティーブ・ジョブズが分かればもういいでしょ。
初めて聞いた名前が出てきたら話が分からなくなる
『罪と罰』という小説があるじゃないですか。ロシアの小説です。ドストエフスキーが書きました。何を隠そう。私も読んだことがあります。 それを読んでいてさ。何が一番難しいかって。登場人物の名前です。
主人公がラスコーリニコフです。妹がアヴドーチヤですよ。刑事がペトローヴィチですよ。友達がウラズミーヒンですよ。 まぁラスコーリニコフはいいです。主人公はずっと出てるので名前はさすがに覚えます。
しかし中盤で『ウラズミーヒンが訪ねてきた』って言われてもお前誰だよ。覚えてねーよ。 『アヴドーチヤが結婚する』って勝手にしろよ。たまに出てくるヤツが誰のことか全然わからん。名前から男か女かもわからん。
そういうときこそ散歩です
さて。ロシアの小説はたまに出てくるヤツが全然わからん。という話ですが。そういうときこそ散歩です。 外を歩いてリフレッシュ。頭スッキリ。考えもまとまるって寸法さ。また一つ解決しました。めでたいことです。
解決してしまった以上。もう書くことがありません。困ったね。記事のボリューム的にまだ半分なのに。 でも大丈夫。そういうときこそ散歩です。解決しました。めでたいことです。
あとは。じゃあ。一応メカニズムを説明します。やっぱ理由なく勧められても。ホイホイやるわけにはいきません。 と言いたいところですが。メカニズムはありません。どうやら解明されていません。
学者さんが言ってた
『歩くと考えがまとまりやすい。アイデアが浮かびやすい』という理論の根拠は『偉い学者さんが言ってたから』です。 アメリカの大学教授です。実験して統計を取りました。そして結果が出ました。
学生に問題を出して『座って考えさせた人達』と『歩きながら考えさせた人達』で答えが違いました。歩いた方が良いアイデアをひねり出せるようです。 その差。なんと6割。机の上でアイデアが一つ思いついている間に、歩いている人は1.6個思いつきます。
つまり、机の上で『カップラーメンに卵入れよう!』と思いつく間に、歩いている人は『カップラーメンに卵とあとなんか野菜も入れよう!』ぐらい思いつきます。
歩くと血行が良くなる
運動すると血液の循環が促進されます。脳もはたらくようになります。これは生物学的に正解です。
景色が変わると考えが変わる
いろんなもんを見てるといろんなことを考えます。お店の看板とか通行人のTシャツの文字とかね。 その発想がなかった言葉やデザインに感化される可能性があります。
『歩きながら会議をする』ということを実践している企業もよくあります。まぁこういうことが出来るのは外国ですけど。 日本人は頭が固いので日本の企業じゃ無理です。進言しても上司に『ふざけんな』と言われます。
とりあえず部屋にこもって同じ景色だけ見ていても新しい発想は出ません。じゃあテレビでも点けるってことで。 新しいアイデアが欲しい時はテレビをつけましょう。そして集中したいときはテレビを消すってことで。解決しました。めでたいことです。
集中したいときはテレビを消す
さて。集中したいときはテレビを消すことに決まったわけですが。実は。なんと。雑音と集中はあんまり関係ないです。 人間は周りがうるさくても余裕で集中できるようになっています。
『目の前に人がいてしゃべっているのに、その人の話を全然聞いていなくて、別の事を考えている』という現象に遭遇したことはありませんか。私はあります。 目の前に人がいて私に向けて話をしているのに違うことを考えていることがよくあります。
凄い集中力です。雑音なんか関係ない。人間はどんな状況でも集中できます。
やりたくないことは集中できない
雑音があると集中できない人は雑音がなくても集中できません。それはやりたくないことをやっているからです。 『やりたくないなぁ・・・』という雑念が邪魔をしています。周りの音のせいじゃありません。敵は自分の中にいました。
そして敵が見つかればこっちのもんです。あとは倒すだけ。弱点は背中の丸いでっぱりです。硫酸弾も効きます。 これでやっと次のステージへ行けますね。解決しました。めでたいことです。
敵は自分の中にいます
まぁ硫酸弾はウソです。そんなもの効きません。なぜなら自分の中の敵には実体がないから。概念です。精神エネルギーです。 想像上の悪魔です。なのでこちらも精神力で戦うしかありません。
それで『やりたくない仕事』とまともに戦うなら『目標を作ってやる気を出す』のが基本戦略です。あとは勝てない敵からは逃げるのもアリです。 思い切ってやりたくないことはやらない。やってもどうせ集中できないし。
でも仕事をしないと生活できません。何もしないわけにはいきません。要は『仕事をしたくないならその仕事は向いていない』ってことです。 仕事に集中できない人は転職を考えてみましょう。散歩でもしながら。散歩をすると考えを整理できます。
つまりそういうことです。今回言いたかったのはコレです。ではもう一度格言っぽく言ってみましょう。
仕事をしたくないならその仕事は向いていない
これが分かればあなたも散歩の達人です。もう私から何も言うべきことはありません。
- 前回・散歩で暇つぶし
- ここ・散歩で考えを整理
- 次回・散歩中にやること