まずはタバコの量を減らす - 禁煙ゾンビのタバコをやめる方法

まずはタバコの量を減らす

まずはタバコの量を減らす

ヘビースモーカーがある日突然パッとタバコを辞めるより、ライトスモーカーがある日突然パッとタバコを辞めるほうが、禁断症状は軽いです。 これは間違いないです。だからまずはタバコの量を減らしましょう。いわゆる節煙です。

簡単に言うとこういうことです。要点だけ言うとこんなもんです。ですがこれだけ言われて納得できるわけがない。だって軽くするのもキツイからね。 そんな簡単な話ではありません。その辺りをもう少し詳しく説明していこうかと思います。

お金が欲しいだけなら節煙で成功

一日二箱が二日で一箱に減れば出費は4分の1です。十分成功と呼べるのではないでしょうか。だから減らしましょう。辞めないまでも減らしましょう。

一日800円が200円になります。一日600円もお金が余れば定食屋で気軽に大盛りって言えます。食後にコーヒーが飲めます。アイスも食べちゃおうかな。

それで太ると。禁煙すると太るってよく言います。やっぱり今日はコーヒーだけにしておきましょうか。アイス食べたかったなぁ。 カフェインにはリパーゼという脂肪を分解する消化酵素の働きを活発にする効果があります。これでダイエットにもなります。今日からタバコを減らしてコーヒーを飲もう。

健康面には節煙に意味なし

タバコの量が減ればお金は目に見えて貯まりますが、健康面ではどうでしょう。ニコチンもタールも減った分だけ健康になるはず。 と思いきや。実はたいして変わりません。全然効果がないと言いきれませんが。ほとんど効果ないとは言いきれます。

研究結果が発表されています。詳しくは調べてください。ニコチンが減った分無駄なく吸収しようとする余計な機能が人体備わっているようです。 カロリーと一緒です。食事も減らすと少ないカロリーで上手くまかなおうとする機能が人体備わっています。

だからダイエットはリバウンドする

例えば一日に必要なカロリーが2000だとして、1500に制限するとするじゃないですか。すると毎日500ずつ痩せていく。ことはなくて。 実際は人体が省エネモードに突入して、1800で生活ができるようになります。

それで毎日300ずつやせていくじゃないですか。それで無事にダイエットを終えて食事を2000に戻すじゃないですか。 でも省エネモードはすぐには戻りません。2000に戻してもカロリーを採りすぎです。毎日200ずつ太っていきます。だからリバウンドするのです。

節煙しても自然消滅はしない

節煙しても健康には関係ないので、健康狙いなら最終的に禁煙はしないといけません。でもまず減らしてからやめる方が楽なのは間違いないです。 そしてだんだん減らしていった結果、最終的に自然主滅して楽々禁煙です。

とはなりません。おそらく自然に任せていると逆に量が増えますね。まず節煙自体がそんなに楽じゃないんですよ。タバコを減らそうという固い意志が必要です。禁煙よりは楽というだけです。

意思が固まった最初は節煙も頑張れます。それを1年も続けているといつか心が折れます。ニコチンがどんどん欲しくなります。 なので節煙で終わってはいけません。節煙は禁煙の準備期間です。苦痛を2段階にして和らげるだけです。節煙が成功したら間髪要れずにもう一度奮い立って禁煙を決意しなければなりません。

結局楽かどうか人それぞれですね。普段からやると決めたら意志が固い人なんかは一気に禁煙の方がいいかもしれません。 これが今回私の言いたかったことです。では格言っぽく言ってみましょう。

節煙は禁煙の準備期間。もう一度奮い立って禁煙を決意しなければならない。

ではこれを踏まえて、節煙の方法の小技を見て行きましょう。