決意を固める方法

それではさっそく決意を固めようと思いますが、さて何からはじめましょう。いったいどうすれば固まるのでしょう。その決意とやらは。のっけから難問です。焼肉屋さんならユッケから注文するのもアリですが、のっけから難問は避けたいところ。やる気が削がれます。

簡単に言うとこういうことです。要点だけ言うとこんなもんです。ですがこれだけ言われて納得できるわけがない。だってユッケはもう食べられないからね。生で食べるお肉は焼肉屋さんで出してはいけないことになっています。そのあたりについてもう少し詳しく書いてみようと思います。

ユッケはいいです。大事なことはのっけから難問ということです。簡単なところから入って少しずつ難しくしないと誰もついてきません。こんな難問から入って大丈夫なのか。

ですが恐れてはいけない。しっかりしてください。気持ちが負けています。ビビッていては勝てる相手にも勝てません。まずは奮い立つのです。あとは負けてから考えればいいのです。

悩んでいても始まりません。少しでも前に進みましょう。決意を固める方法は何か無いものか。これがもしも茶碗蒸しだったなら、卵を入れれば固まるのに。よし、それだ。とりあえず卵を入れてみましょう。

では方針も決まったところでさっそく卵を入れたいと思います。いったいどこに。入れる場所がありません。なんと無計画な。これがもしも茶碗蒸しだったなら、だし汁に卵を入れるのに。よし、それだ。まずだし汁を準備するのが先でした。

大丈夫です。落ち着いて。まずは一服して。順番どおりに考えれば必ず謎は解けます。もう一度格言ぽく言ってみましょう。

順番どおりに考えれば必ず謎は解ける

ではだし汁を作りましょう。

市販の味の素でも悪くは無いのですが、ここで横着していて禁煙が成功するとは思えません。禁断症状は思いのほか辛いのです。ここから本気にならずにあの地獄は耐え切れると思っているのですか。ちゃんちゃらおかしいです。

つまりそういうことです。これが今回私が言いたかったことです。茶碗蒸しはこれを導くためのただのだしです。だし汁までかかってて凄い。それではもう一度格言ぽく言ってみましょう。

だし汁から本気にならずに禁断症状は耐え切れない

言いたい事も言ったので、あとはせっかくなのでカツオと昆布のだしの取り方だけ書いておきます。この２つが分かれば十分でしょう。こんなもん適当です。どうせ禁煙と関係ないし。本気になる意味が無い。

お湯を沸騰させて、火を止めて、鰹節を入れて、一分ぐらいたったらザルでこす。これが一般的な一番だしです。その出がらしを１０分ぐらい煮たのが二番だしです。茶碗蒸しは一番をよく使います。二番は煮込み料理によく使います。一番のほうが香りがいいので煮込むともったいないです。

水から入れて沸騰するまえに取り出すのが一般的な一番だしです。なのでそのあとカツオを入れると同時に一番だしが取れます。その方法が簡単じゃないでしょうか。二番だしはやはり出がらしを１０分ぐらい煮たやつです。あと水出しと言って、水に３時間ぐらいつけておく採り方もあります。

だしも採れたことですし、次回は茶碗蒸しを固めてみましょう。